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韓国の市民団体、小学生から「金正恩歓迎団」参加申込書

 韓国のある民間団体が「平和統一授業」をするとして小学校を訪問、6年生を対象に、北朝鮮金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の歓迎団の参加申込書を受け取っていたことが18日、確認された。この授業を受けた生徒たちは「早く来てください」「いつでも歓迎します」と金正恩委員長を歓迎する文も書いていた。学校側は後になってこうした事実を知ってこの団体に抗議、申込書を返すよう要求した。

 これは、金正恩委員長の訪韓歓迎団体「ソウル市民の歓迎団」が16日、ホームページに「小学生の心を込めた歓迎はがき」というタイトルで、生徒が書いたはがきなどを撮影した写真10枚を公開して明らかになったものだ。このはがきには金正恩委員長に送る文章が書かれており、ソウル市江北区内のS小学校の生徒たちが書いた。

 韓半島朝鮮半島)の形が描かれているはがきには「早く来てください。いつでも大歓迎です。読んでくださってありがとうございます」「早く統一をしてください。金正恩委員長 南韓訪問を歓迎して」「来てくださってありがとうございます」などと書かれていた。生徒たちははがきの裏面に印刷された「ソウル市民歓迎団申込書」に名前・連絡先・住所を書いて出したという。

 S小学校関係者によると、この授業は、民間の統一団体「我が同胞を一つに運動本部」所属の講師が実施した。「我が同胞を一つに運動本部」が学校に「平和統一授業をする」という内容の公文書を送り、6年生の担任教師2人が申し込んだ。授業は16日の1時間目と2時間目にかけて行われた。

「我が同胞を一つに運動本部」の講師2人はこの日、学校を訪れて2クラスで授業をした。このうち1つのクラスで講義をした講師が金正恩歓迎団申込書と書かれたはがきを配ったという。そして、このはがきが「ソウル市民歓迎団」のホームページに掲載されたものだ。担任教師は授業時、教室に一緒にいたが、何ら制止しなかったとのことだ。

 同校の副校長は「当初、該当の団体から送られてきた計画書には、歓迎団申請などの内容はなかった。現場にいた担任教師に経緯を尋ねると『内容が変質したという感じはしなかった』と答えた」と語った。学校側は、許可なく生徒から申込書を受け取り、これを公表した同団体に抗議し、歓迎団申込書と書かれているはがきの返却を要求している。「ソウル市民歓迎団」側は17日、ホームページで関連画像をすべて削除した。

 これについて、ソウル「我が同胞を一つに運動本部」のクォン・スンヨン運営委員長は「韓半島旗(統一旗)に関する教育に続き、自然に韓半島旗に平和・統一に関する気持ちをつづることにした」と話す。そして、「子どもたちからは別途、歓迎団の申請を受けたことがない」と主張した。しかし、インターネット上で公開されたはがきの裏の申込書には当初、個人情報を書いた生徒のものもあった。

 2004年に設立された「我が同胞を一つに運動本部」は対北朝鮮支援や統一教育をしてきた団体だ。「祖国統一汎民族連合実務会談」代表、「民主化運動記念事業会」理事、「6・15共同宣言実践南側委員会」常任代表などを務めたチョ・ソンウ氏が理事長を務めている。共同代表には「全国民主労働組合総連盟」「韓国労働組合総連盟」「全国教職員労働組合」委員長などが名を連ねている。「我が同胞を一つに運動本部」側は「ソウル市民歓迎団」との関連性について、本紙の問い合わせに回答を拒否した。ただし、ソウル「我が同胞を一つに運動本部」などは自分たちのフェイスブックに「『ソウル市民千万歓迎宣布式』を一緒にしてほしい」という文章を掲載している。

 「ソウル市民歓迎団」は今月14日からソウル市内のあちこちに「金正恩委員長のソウル訪問歓迎」「ソウル市民歓迎団募集」などが書かれた違法な垂れ幕・横断幕を掲げ、金正恩委員長歓迎の世論を起こそうとしている。

キム・スンジェ記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版