日本の敵速報

日本の敵に関する記事をまとめていきます

「こんな不況初めて」 自営業者の文大統領支持離れ止まらず

自営業者の文大統領支持率急落、2か月で60%→37.8%に
自営業者「40年間でこんな不況は初めて」
専門家「政策基調の変更なければ自営業者の支持離れ続く」

 文在寅ムン・ジェイン)大統領の支持率下落の主な原因として、「20代」「慶尚道地域」「自営業者」の支持離れが指摘されているが、中でも自営業者の支持離れが加速している。

 世論調査機関リアルメーターが3日に発表した世論調査結果で、文大統領の支持率は全体で48.4%だったが、自営業者の文大統領支持率は37.8%にとどまった。10月1日の時点では自営業者の文大統領支持率は60%(全体65.3%)だったため、自営業者の支持率下落幅(-22.2ポイント)は全体の支持率下落幅(-16.9ポイント)より大きかったことになる。同じ期間に慶尚道地域の支持率は20ポイント、20代の支持率は14ポイント、それぞれ下落したが、自営業者の支持率下落が際立っている。韓国ギャラップの調査でも、5月25日の時点では自営業者の支持率が73%と全体支持率(76%)とほぼ同じだったのが、11月30日には40%(全体53%)まで急落した。

 ソウル市銅雀区で食堂を営むパクさん(51)は「最低賃金に加え、食材費まで引き上げられ、1人だけ雇用していた従業員すらやめてもらったのに、労働時間の短縮などと言っているせいで年末の宴会のチャンスが失われ、客まで減った」として「政府は最低限われわれが暮らしていける基盤を整えた上で、段階的に政策を実行していくべきではないのか」と話した。

 ソウル市永登浦区で食堂を営むパク・スンジェさん(78)は「食堂を経営して40年になるが、IMF危機(1997年のアジア通貨危機)のときもここまでの不況ではなかった」として「文大統領がなぜ経済立て直しのことを考えず、所得主導成長などトンチンカンなことばかり言うのか理解できない」と話した。先月28日の昼食の時間には、全70席の店内に客はわずか1人だけで、7000ウォン(約700円)のチュオタン(どじょうスープ)1品が売り上げの全てだった。前日は丸1日営業して売り上げはチュオタン4杯分だけだったという。かつては1日の売り上げが200万-300万ウォン(約20万-30万円)に達していたというパクさんは「数か月前に店舗を売りに出したが、不景気だからか売れる気配がない。一日一日なんとか持ちこたえている」と話した。

 専門家は、このところ自営業者の間で見られる支持離れ現象が今後も続くと警告する。世論調査機関リサーチ・アンド・リサーチのペ・ジョンチャン本部長は「政府が経済政策の基調を変更しない限り、自営業者の支持率回復は難しいだろう」との見方を示した。

 韓国統計庁の経済活動人口によると、全就業者のうち自営業者の占める割合は2007年には25.7%(604万8000人)だったが、昨年は21.3%(568万2000人)とやや減少している。しかし韓国の自営業者の割合は、経済協力開発機構OECD)加盟国37か国・地域のうち5位で依然として高い。

 与党「共に民主党」は、先ごろ発表したクレジットカード手数料の引き下げをはじめ、自営業者の支援策を引き続き整備する方針だ。同党のイ・ヘチャン代表は「加盟店の問題などを十分に扱う予定」と述べた。しかし、現場の自営業者とは温度差があるようだ。永登浦区の地下商店街で靴店を営むキム・テウンさん(55)は「カード手数料引き下げなどの支援策は、売り上げに占める割合がさほど大きくない。景気高揚策がない状態でのこのような支援は、空振りに終わる」と話した。仁川市内の伝統市場で出会ったイさん(43)は「文大統領を支持していたが、最近支持をやめた。政府はすぐに良くなると言っているが、その前に商売がダメになるだろう」と話した。自営業者からは「われわれが虫の息だというのに、文大統領はなぜ北朝鮮のことばかり気にかけているのか」という言葉も頻繁に聞かれた。

 零細事業者団体である小商工人連合会のチェ・スンジェ会長は「現場の状況とかけ離れた『所得主導成長』政策の結果が、最近の支持率に表れている」と指摘した。零細事業者は昨年5月の大統領選挙前に「社会的弱者を代弁してきた文大統領が執権すれば、零細自営業者らの暮らしも改善されるだろう」と各地で支持を表明したが、最近は支持離れ現象が続いている。野党「自由韓国党」の金容兌(キム・ヨンテ)事務総長は「全体的な景気後退を構造化して加速する政策を先に推進したため、現場では不満が漏れている」と指摘した。

キム・ドンハ記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版