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【#朝鮮日報】【社説】米国に脱北者団体への抑圧を批判された韓国政府

 米国務省は13日に公表した国ごとの人権報告書の中で「韓国政府は脱北者脱北者団体を抑圧している」と指摘した。報告書には「韓国政府が北朝鮮との対話に乗り出した時から、脱北者やその団体は韓国政府から『北朝鮮への非難を控えよ』と直接あるいは間接的な圧力を受けた」との記載がある。その具体的事例として脱北者団体への財政支援の中止、財政や運営に関する情報提供命令、北朝鮮へのビラ散布遮断などが取り上げられている。報告書にはさらに「韓国政府は平昌オリンピックを前に、脱北者たちに北朝鮮への批判を控えるよう要請したとの報道があった」「脱北者らは、政府の対北朝鮮政策に批判的とみられる大衆向けの演説に参加しないよう要請を受けた」などの記載もあった。脱北者でもある本紙記者の板門店取材が認められなかったことも「言論の自由に対する侵害」と指摘されている。

 実際に現政権発足後、脱北者らは「苦難の行軍」とも言うべき苦しい状況に追い込まれている。ある脱北者団体の代表は団体の運営費確保のため代理運転をしており、1980年に発足したある脱北者団体は今年1月、事務所を40坪(約132平方メートル)から10坪(約33平方メートル)に縮小せざるを得なくなった。故ファン・ジャンヨプ元朝労働党秘書が立ち上げた団体は発足20周年行事ができなかった。元脱北者の映画監督は右派団体の集会に参加した様子が一瞬テレビに映っただけで、現政権を支持する勢力から攻撃され、経営していた飲食店も廃業に追い込まれた。ある大学の講師は脱北者の学生が聴講している講義で「統一が実現すれば、脱北者は南北双方から銃弾を受けて死ぬかもしれない」と語ったという。北朝鮮住民を奴隷として抑圧している金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は「偉人」として称賛され、残酷な北朝鮮から逃げ出し真実を伝えようとする太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使は韓国国内で脅迫を受けている。

 北朝鮮で政府高官だったある脱北者は「最近は過去に考えられなかったことが立て続けに起こっている」と語る。まさにこの言葉通りだ。国連の北朝鮮制裁委員会は北朝鮮によるぜいたく品禁輸違反の事例としてベンツ・リムジンを報告書に掲載したが、これは文在寅ムン・ジェイン)大統領が金正恩氏と並んで手を振る際、乗っていたまさにその車だった。大韓民国の大統領が映った写真が北朝鮮による違法行為の証拠として使用されたのだ。これは韓国政府に対する警告に他ならない。米ブルームバーグ通信は文大統領について「金正恩氏の首席報道官」と皮肉り、ニューヨーク・タイムズ紙も「金正恩氏にとって文大統領ほどの優れた代理人はいない」と指摘した。大韓民国の大切な国民でもある3万人の脱北者は、金正恩氏ではなく文大統領がいる韓国で息を殺しながら生活している。これほどおかしな今の状況を一体誰が予測できただろうか。