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【#中央日報】THAAD停滞、JSA国連軍司令部排除…内心煮えくり返っている韓米軍事同盟

昨年12月、韓国国防部の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官がロバート・エイブラムス韓米連合司令官兼在韓米軍司令官に会った。国防長官と連合司令官は月に一度、食事を共にしながら懸案に対して意見を交わすのが慣例だ。ところがこの日の雰囲気は、1カ月前にエイブラムス司令官の赴任後に行われた挨拶行事のときとは全く違っていたという。

エイブラムス司令官は「高高度ミサイル防衛(THAAD)基地はまだデモ隊が封鎖している。発電機用燃料はもちろん、勤務交代者もヘリコプターで移動している。これをできるだけはやく解決してほしい」という趣旨の要請をした。鄭長官はこれに対し「今は一般環境影響評価を終えるのが重要だ」という原則的な返答をしたという。エイブラムス司令官は、北朝鮮板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)管理主体から国連軍司令部を排除するよう要求している問題も直接取り上げた。エイブラムス司令官は「JSAは国連軍司令部の機能、権限と関連して譲歩できない」と釘を差した。鄭長官のほうも「(韓国、北朝鮮・国連軍司令部の3者が)議論を続けている」と触れるにとどまったという。政府消息筋は「業務を把握し終えたばかりのエイブラムス司令官が両国の重要事案を直接持ち出したが、鄭長官は原則的な返答をした」と話した。

国防部は常に「変化する安保状況と挑戦の中でも韓米同盟はいつも以上に堅固に維持している」と強調する。地球上最高の連合防衛体制という韓米は表面的にはそうだ。だが、内部では両国間の争点がぶつかっている。連合司令官が国防長官に慶尚北道尚州(キョンサンブクド・サンジュ)のTHAAD基地解決を直接要求したほどだ。北朝鮮がJSA管理主体から国連軍司令部を外すよう要求していることに対しても、米軍指揮部は非常に不愉快に思っているのに、韓国国防部はどちら側なのか立場を出せずにいる。韓米は連合司令部の移転問題でも見解が分かれている。韓国は連合司令部を国防部領内への移転を希望しているが、米国はそれでは困るという考えだ。

韓米軍事同盟の摩擦音は昨年9・19軍事合意の時に大きくなった。韓国が米国と事前に十分に協議しないまま北朝鮮と合意した後、これを事後通知したとして米国側が不愉快な表情をあらわにした。特に、非武装地帯(DMZ)一帯の飛行禁止区域設定は文在寅ムン・ジェイン)大統領が平壌ピョンヤン)に発つ2日前の昨年9月16日ごろに米国側が知った。当時、ペンタゴン(米国防総省)の当局者は韓国側に「それでは次(the second round)は何か」と反問したという。「米国が次に驚くことは何か」という皮肉混じりの表現だった。

韓米軍事同盟は今後がさらに心配だ。偶然にも昨年末ジェームズ・マティス前米国防長官、ヴィンセント・ブルックス前連合司令官のような知韓派が同時に退きながらだ。THAAD配備をめぐる韓米間の水面下の異見も彼らの努力のおかげで大きな雑音が出てこなかったというのが軍内外の評価だ。何よりも軍事同盟を重要視しないトランプ大統領のため、韓米軍事同盟内部の雑音はいつでも在韓米軍縮小もしくは撤退論に広がりかねない状況だ。