日本の敵速報

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【#朝鮮日報】【コラム】TWICEが架けた「韓日の架け橋」も壊すつもりか

TWICEに魅せられた日本の若者たち、K-POPアイドル夢見て海峡渡る

歴史問題で冷え込んだ韓日関係…若者の交流見習え

 K-POPガールズグループTWICEの日本人メンバー、サナが「平成ありがとう。令和よろしく」とソーシャル・ネットワーキング・サービスSNS)の公式アカウントに書き込んだところ、韓国のインターネット上で炎上した。「戦犯国の出身で、韓国に対する礼儀がない」「軍国主義の象徴である日本の元号に言及するのは、歴史認識に問題があることを現すもの」などの非難にさいなまれた。サナは明仁天皇の退位で元号が変わる前日の先月30日、「平成生まれとして、平成が終わるのはどことなくさみしいけど、平成お疲れさまでした!」と書き込んだのだが、これは非難されなければならないことだろうか。

 日本側の反応も険悪だった。「反日原理主義の狂人たち」「ナチスと同じレベルの朝鮮ファシズム」といった極端な言葉が飛び交った。歴史問題に端を発する反目が両国関係に暗い影を落としている。韓日両国には相手国に対する攻撃を愛国だと信じる人々がいる。そういう人たちがやっているのは両国関係を損なうことだ。彼らは民族主義感情を刺激するネタを見つけては嫌韓の刀を振り回し、親日の烙印(らくいん)を押す。

 しかし、これが韓日関係のすべてではない。両国の若者たちは今、大韓海峡(対馬海峡)を行き来しながら熱く交流している。TWICEは防弾少年団BTS)と共に日本国内の韓流ブームを率いるツートップのアイドルグループだ。今年3月にはK-POPガールズグループとして初めて東京・大阪・名古屋でドームツアーを行った。日本のドーム公演は座席が1公演4万-5万席という超大型イベントだ。それを5公演行って全席完売にした。TWICEがこのほど日本でリリースした韓国語アルバム『FANCY』(ファンシー)は日本のオリコン週間ランキングで1位になった。マドンナでも3回しかできなかった同部門1位を4回も達成したのだ。

 日本の若者たちは、日本人のサナ、ミナ、モモがTWICEのメンバーであることに胸を躍らせる。K-POPアイドルの「カル群舞」(切れ味抜群のフォーメーションダンス)に魅了され、「私もK-POPアイドルになる」と海峡を渡って来る。AKB48など日本の人気アイドルまでK-POP練習生になりたいと韓国の芸能事務所の扉をたたくほどだ。昨年10月に韓国で、今年2月に日本でデビューしたIZ*ONEがこのような経緯で誕生した。J-POPが韓国の歌謡曲を圧倒していた時代には想像もできなかった光景が今、両国で繰り広げられているのだ。韓国のウェブ漫画もこれに加勢している。「マンガの国」日本に進出した韓国のウェブ漫画はこの6カ月間、日本の漫画アプリで1・2位を独占している。

 韓流ブームをさかのぼれば、金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相=当時=による「韓日共同宣言 21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ」(韓日共同宣言、1998年)がある。この趣旨に沿って、韓国は日本文化開放を断行し、日本では韓流ブームが始まった。その後、記者が日本に出張すると、子どもたちまで近寄ってきて、「アンニョンハセヨ」(こんにちは)と韓国語であいさつした。両国関係が近くなっていることを実感した時代だった。だが、それが今、水の泡となろうとしている。その大部分は両国で歴史問題を政治的に利用する人々のせいだ。

 TWICEの台湾出身メンバー、ツウィが3年前、台湾の国旗を振って中国人にバッシングされた時、韓国では「中国の田舎くさい民族主義」という批判がまき起こった。その韓国人たちが今、サナを攻撃している。幸いなことに、「個人的な感情まで問題視するのか」「我々も嫌韓勢力のようなものになりつつあるのではないか」という自省の声が共感を得て、サナに対する非難の声は弱まった。

 日本はかつて、ほぼすべての分野で韓国より進んでいた。しかし、今では韓国が日本を追い越す分野も登場し、拍手を浴びている。ささいな事で揚げ足を取ってケンカを売る反日では成し遂げられない真の克日であり、互いのためになるウィンウィン(win-win)だ。歴史問題もこのような精神で解決していくべきだ。

金泰勲(キム・テフン)出版専門記者・論説委員