日本の敵速報

日本の敵に関する記事をまとめていきます

【#中央日報】ロシア大使ビーガン氏、日本大使ハリス氏? 韓半島揺るがす「トランプ変数」

韓半島朝鮮半島)の情勢を揺るがしかねないもう1人の伏兵がいる。ドナルド・トランプ米大統領が、ロシアと日本の大使として誰を指名するかだ。駐日米国大使は現在空席で駐ロシア米国大使は10月から空席になる予定だ。米国内では先週からトランプ大統領がロシア大使にスティーブン・ビーガン国務省北朝鮮特別代表を検討しているという報道が出ている。

オンラインメディア「ボックス(Vox)」が9日(現地時間)、ビーガン代表についてトランプ大統領の駐ロシア大使の「最優先カード(top choice)」と報じた。続いて11日に政治専門メディア「ポリティコ」のエリアナ・ジョンソン記者がCNNに出演し「トランプ大統領としてはビーガン代表を候補として検討するに値する」と「ビーガン駐ロシア大使」説に重みを加えた。13日にはロイター通信が国務省関係者を匿名で引用し「ビーガン代表が駐ロシア大使に名前が挙がっている」と報じた。

ビーガン代表は米国の北朝鮮核実務交渉総責任者だ。ビーガン代表がワシントンを離れロシア大使として赴任するとしたら北朝鮮の業務の第一線から手を引くことになる。ビーガン代表を中心に組まれた韓米、日米、韓日米の対北朝鮮実務交渉の現場が変わるのだ。

トランプ大統領がビーガン代表を北朝鮮の核交渉の場から外すということは再選を前に北朝鮮との実務交渉を最優先課題と認識していない意味と解釈できる。トランプ大統領は6月30日に板門店(パンムンジョム)で金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とサプライズ会合を行った後、ビーガン代表を実務交渉責任者に指名し「幸運を祈る」と声をかけたりした。そんなビーガン代表を駐ロシア大使に任命するということはトランプ大統領の優先順位で北朝鮮がロシアに押されると判断される可能性がある。

新たに対北朝鮮特別代表を人選するのにも時間がかかる可能性があるという指摘が出ている。ポリティコのジョンソン記者も「(ビーガン代表が駐ロシア大使に任命されれば)北朝鮮との交渉がうまくいかないということを物語っている」とし「駐ロシア大使もあまり楽しいポジションではないが(対北朝鮮特別代表より)ましかもしれない」と述べた。

ビーガン代表は昨年6月12日の第1次米朝首脳会談シンガポールで開かれた後である8月に任命された。ことし2月にハノイでの第2次米朝首脳会談のための実務交渉のために平壌ピョンヤン)に自ら出向き、当時のカウンターパートの金赫哲(キム・ヒョクチョル)北朝鮮国務委員会対米特別代表と交渉した。韓国では外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長がビーガン代表のカウンターパートであり、彼らは「仲良し」と呼ばれるほど阿吽の呼吸を誇示してきた。ビーガン代表は日本の対北朝鮮交渉の実務総責の金杉憲治外務省アジア大洋州局長とも近しい。

任命されてから1年が経ったばかりのビーガン代表が駐ロシア大使に名前が挙がるのは、彼がロシア通だからだ。ミシガン大学政治学とロシア語を専攻したビーガン代表は若い頃、共和党モスクワ支部で米ロ関係の改善と共に旧ソ連の経済改革開放措置を研究した。不動産事業家出身のトランプ大統領の外交安保人材のプールはあまり広くないという指摘が出る中、ビーガン代表ほど駐ロシア大使に相応しい人物はいないという評価が出ている。

ビーガン代表は現在沈黙を守っている。国務省も関連する記者の質問に公式回答を出していない。最近ビーガン代表に会った人々によると、ビーガン代表は「現在としては北朝鮮の業務に集中したい」という立場だということが分かった。匿名希望のある外交安保専門家は13日、中央日報に「ビーガン代表は北朝鮮問題に対して純粋な情熱がある」とし「ハノイ会談の決裂後、このまま代表職を辞めるのではなく、非核化の進展に結実を見てから離れることを希望している」と述べた。

しかし、「ロシア・スキャンダル」に頭を痛めているトランプ大統領としては駐ロシア大使の方が急を要するという指摘が出ている。ロシア・スキャンダルとは2016年に米国の大統領選挙でロシアが介入しトランプ大統領当選に貢献したという疑惑だ。トランプ大統領がビーガン代表を駐ロシア大使に指名した場合、ビーガン代表が抗命する可能性は低い。

現在の駐ロシア米国大使のジョン・ハンツマンはトランプ大統領の最側近に分類されていない。正統共和党で保守派だが、バラク・オバマ大統領当時に中国大使に任命されている。昨年9月にニューヨーク・タイムズに「私はトランプ政権内のレジスタンスの一員だ」というタイトルの匿名の寄稿文が出ると、一部ではハンツマン氏が筆者だという疑惑も提起された。ハンツマン氏自身は疑惑を否定した。

トランプ大統領は駐日大使の人選もしなければならない。ウィリアム・ハガティ駐日米国大使が上院議員出馬のため辞任したからだ。毎日新聞は今月4日、トランプ大統領が後任の駐日大使にスコット・ブラウンニュージーランド大使を検討していると報じた。問題はブラウン大使と一緒に下馬評に上がった人物の中に現在韓国に赴任しているハリー・ハリス大使も含まれているということだ。

毎日新聞は「ブラウン大使が有力だがハリス大使を(韓国から日本に)転補する案も検討されている」と報じた。しかし、外交筋は中央日報に「ハリス大使の母親が日本人だという点などが考慮された報道のようだが現時点は可能性が高くないようだ」と話した。