日本の敵速報

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【#朝鮮日報】日本「哨戒機事件再発ないよう韓国に要求」

 日本が27日に発表した今年の防衛白書は、日本の安全保障において韓国の重要度を大幅に格下げし、韓国を否定的に描写している点が特徴だ。防衛白書は昨年9月から1年間で韓日の軍事関係において発生した事件について、数回にわたって韓国に批判的な言及をしている。

 防衛白書が否定的に取り上げている事件は(1)昨年10月に済州島で行われた国際観艦式に参加しようとした海上自衛隊艦艇に対し、旭日旗を掲げないように述べた措置 (2)昨年12月に東海で発生した韓国駆逐艦と日本の自衛隊哨戒機間の対峙(たいじ) (3)今年8月の韓国政府による韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定だ。

 防衛白書は特に、昨年12月に東海上で日本の自衛隊哨戒機の低空威嚇飛行によるレーダー照射問題を3回にわたり詳述している。同白書は「(海上自衛隊P-1哨戒機による)レーダー照射事案が発生。こうした懸案については引き続き韓国側に適切な対応を求めていく」としている。自衛隊哨戒機が当時、低空飛行をして韓国海軍を威嚇した事実は示されていない。防衛白書の後ろの方には、この事件に対する日本政府の「最終見解」が2ページにわたり全文掲載されている。

 防衛白書は韓国のGSOMIA破棄決定についても二度にわたり記述している。日本側は韓国のGSOMIA終了決定に対して、岩屋毅防衛相=当時=の「失望を禁じ得ない。極めて遺憾だ」というコメントを盛り込んだ。

 今年の防衛白書の安全保障協力分野では、韓国はオーストラリア・インド・東南アジア諸国連合ASEAN)に続き4番目に記述された。韓国は昨年の防衛白書ではオーストラリアに続いて2番目に記述されていたが、これが格下げされたものだ。日本の防衛省は英語版の「防衛白書ダイジェスト」でも「レーダー事件」について日本側の一方的な主張を掲載し、外信記者らに配布した。これについて韓国国防部では同日、イ・ウォンイク国際政策官が駐韓日本大使館の渡邉達也防衛駐在官を呼び、国際観艦式に海上自衛隊が参加しなかった責任を韓国側に転嫁し、日本の自衛隊哨戒機にレーダーを照射したという一方的な主張を何度も繰り返していることに強く抗議し、是正を要求した。

 韓国に対する非難が盛り込まれている防衛白書は日本でも関心を集めている。防衛省関係者が26日、外国人記者向けに行った事前プレスブリーフィングで、シンガポールや米国の特派員らが相次いで防衛白書での韓国に関する記述について質問して関心を示した。

 河野太郎防衛相は27日の記者会見で、防衛白書で韓国が否定的に描写されていることに関連して合計6つの質問を受けた。河野防衛相はこうした質問に対して、「意図も何もない。事実を列挙しているだけ」と答えた。また、「日本としては韓日関係が重要であり、(相互)連携が重要だと考えている」「韓国が賢明な判断をするよう望む」と語った。

 一方、韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は26日(現地時間)、国連総会が開かれている米ニューヨークで日本の茂木敏充外相に会い、約50分間にわたり韓日外相会談を行った。両外交担当相はこの会談で、日本の輸出規制や韓国大法院の強制徴用賠償判決などの懸案について話し合ったが、意見の違いが埋まることのないまま、互いの見解ばかりを繰り返したという。ただし、会談直後に韓国外交部と日本の外務省がそれぞれ発表した結果の要旨には「未来志向的な韓日関係」の重要性で見解を共にし、北朝鮮問題で協力することを確認したという内容が含まれている。

東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員