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【#朝鮮日報】金正恩委員長、文大統領の親書を公開して「釜山に行く理由ない」 2019/11/22 10:40

北朝鮮朝鮮中央通信は21日、金正恩キム・ジョンウン)国務委員長が最近、釜山で開かれる韓国・ASEAN東南アジア諸国連合)特別首脳会議(25・26日)へ招待する親書を韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領から受け取ったという事実を公開しつつ「今の時点で、形式的な北南首脳対面はやらない方がまし」と伝えた。行事を4日後に控えて、招請拒否の意思を明らかにしたのだ。文大統領が金委員長に「釜山招請親書」を送っていたという事実は、この日初めて公にされた。

 また北朝鮮は、韓国政府が「金正恩が来ない場合、特使なりとも送ってほしい」という趣旨の「懇切な招請」を数回にわたり送ってきたという、水面下での対話の内容まで公開した。金正恩の釜山訪問を実現させ、行き詰まった南北関係の突破口を開こうとしていた韓国政府の期待に冷水を浴びせるもので、北朝鮮が露骨な「対南無視の流れ」を保っているという分析がなされた。

 同通信は21日、「全てのことに時と場所があるものだ」という記事で「11月5日、南朝鮮文在寅大統領は朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長(金正恩)に、今回の特別首脳会議へ出席してくれることを切に請う親書を丁重に送ってきた」と報じた。同通信は「心のこもった信頼と誠意ある期待が込められた招請であれば、強いてありがたく思わないはずがない」と記しつつも「国務委員長が釜山へ向かうべき適当な理由をついに見いだし得なかったことについて、理解してもらいたい」と伝えた。

 表面的には「丁重な拒絶」の意思を表明するという格好をしているが、実際には文在寅政権の「低姿勢外交」を暴露しつつ、訓戒じみた調子でとがめる内容が大部分だった。しかも同通信は「恐れ多いという気持ちで三顧の礼を尽くしても、なお足りない場面」だとして、文大統領の招請を「新南方政策の片隅に北南関係をさっとはめ込んでみようという不純なたくらみ」と記した。さらに「住所や番地も合っていない多国間協力の場で北南関係を話し合おうというのだから、いぶかしい限り」とも伝えた。

 同通信は「新たな契機と条件をつくってみようとする文大統領の苦悩と煩悶(はんもん)も十分に理解している」としつつも「自主性も独自性もなく、全てを外部勢力の掌中に完全に握らせている相手と向き合って、何を話し合うことができ、何を解決できるだろうか」と記した。これ以上米国の顔色をうかがわず、「民族共助」の名分で開城工業団地金剛山観光の再開など、積極的な南北経済協力に乗り出せ、というわけだ。

 韓国大統領府(青瓦台)のコ・ミンジョン報道官は21日、「(文大統領の母親が死去したことを受けた)金正恩国務委員長の弔文に対し、11月5日に返信を送った」として「(南北首脳が)平和繁栄のためASEAN10カ国首脳と席を同じくする機会を活用しないことについて、残念に思う」と表明した。

金慶和(キム・ギョンファ)記者